「テーマがハピネス」〜ディズニーランドで「育てあげ感」

先日、用事があって、久しぶりに東京ディズニーランドに行きました。用事でディズニーリゾートに行くこともなかなかないと思うけれど。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 妹一家と待ち合わせたのですが、お互いの子どもたちも大きくなっていて、とにかく楽でした。手分けできるし動きが速いし荷物は少ないし、聞き分けもいいし、スマホがあるし、アプリやサイトでリアルタイムに情報得てくれるし、私の知らないことを知っているし機転もきくし。

子どもが小さなうちは情報を事前に集めて、子どもが楽しめて負担をかけないことを一番に考えて、効率のよい動きをしたりしたけれど、そういうのもそれほど必要なくなったし、それに、それを経験しておくと、意外と身についていて、自然になんとなく動けるものだなあと思いました。

記念の写真を撮る必要も、それが望まれることなく(息子たちなど、むしろ嫌がるぐらい)、各自、スマホやタブレットで自分のこだわりで、自由なペースで撮っていた。

それから、上の子が小さな頃は私の両親がカリフォルニアにいたので、同じ子連れディズニーランドでも、あちらのゆったりとした雰囲気をあじわってしまっていて、こちらでも、なんとなく、そんな動きをしてしまいます。なので、とても混んでいる日だったそうですが、どこかひょうひょうとしていた我が家です。

子どもたちは、もう、親や家族と一緒にディズニーリゾートにレジャー、という歳ではなくなったのだとも思います。次に彼らが家族そろって来ることがあるとしたら、新しい世代が生まれたりした後ではないでしょうか。妙なところで、なんとも育て上げた気持ちになりました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

昼のパレードは、ハピネス・イズ・ヒア。「テーマがハピネス」というのは、なんだか、この日、私が、個人的に考えていたことでもありました。

 

私は、この日、ガラスの靴に一番テンションあがりました。初めて見たと思います。プリンセスストーリーの中では、私は、一番『美女と野獣』のベルが好きだと思ってきたけれど(ベルも好き)、ドレスも性格も物語も、王子様も、本当はシンデレラが好きなんだと、なんだか突然気づいてしまいました。(一時期は、シンデレラ、旧タイプのお姫様なんて言われてしまっていたけれど。)

この日はとても混んでいましたが、暖かめの日。

日が落ちてからは、たくさんの人ひとりひとりのなかに、しあわせのタネの光が見えるようで、シルエットもイルミネーションの一部のようでした。