先月の話になりますが、NPOピルコンさんによる、思春期の心もひらき、その後の人生を豊かにするための画期的な性教育のご活動を、greenz.jpの記事として書かせていただきました。
もともと「知らないことによる性による不幸をなくしたい」という代表の染矢明日香さんの強い思いと、性の問題をクリアしていくことでハッピーを実現していく形のご活動は、私の胸に響くものでしたが、この夏、思春期の性に関する本のご出版や、様々なイベントの開催などをはじめ、思春期への教育に力を注がれていると知り、改めて強い興味をもち、 取材をお願いしました。
染矢さんと初めてお会いしたのは、特別養子縁組についてのシンポジウムで、染矢さんは、パネルディスカッションに登壇されていました。私にとっては、社会に複雑な負の連鎖が起きていることを改めて知らされた会で、切実な気持ちになりながら、どこからどう紐解いていけばこの問題は解決するのだろうと呆然ともしました。しかし、染矢さんは、歩みを進め、この秋には、児童養護施設への教育プログラムの提供も、スタートしています。