「自分らしさ」がイキイキと発揮され、その力が磨かれていく・・・
人と人が出会って、お互いの力を高め合って、新しい動きが生まれる・・・
そういうことが気持ちよく起きるときの人の場に流れている空気のことを考えます。 それを、今回、リズムーンの編集部ブログに書きました。
その場は、まさに創造的な空間ということなのだと思うのですが、それを作り上げる要素のひとつを、(言葉にするのがむずかしいのですが)「本質的な楽しさ」とか「アートのような体験」「右脳的なアプローチ」などと、私は表現して、お伝えしています。
たとえば、コマ・・・
たとえば、創造的な空間について、私がイメージするのは、独楽(コマ)。
コマが自立して回っている時の、あの感じ。
ぶんぶんゴマなら、びゅーん、びゅーん、という・・、あの気持ち良い伸び縮みができる時の、あの感じ。
前後の、ぐるんぐるんと手動で回している時でもなく、最後の、のびきったゴムみたいになってしまった時でもなく・ あと、車のエンジン。かかるまでの、がたがたぶるぶる言うときでなく、かかってしまったあとの、あの感じ。
授業も。
そして、この話は、子どもたちの学びの話につながるのだけれど、授業や学びが、こまが回っている時のように展開していると気持ちがいい。
気持ちがいい・・・って、つまり、「快」って、本質的な「楽しさ」で、いわゆる右脳的な要素だと思う。
ぐらぐらの回りきれていないコマのような場じゃなくて、調子よく回っているコマのような場をつくること。授業コンテンツをつくるのに、それを、もっと意識してもいいと思います。
アイテムは、ある。
力量のある講師や、そのスイッチをもっている生徒がいれば、その場はなりたちやすいですが、そんな資質がなくても、もう少しシンプルに、その状態をつくれるアイテムがあります。
そういうことを、もう少し、実践の場に広げていけたら、と考えている、最近です。