年末にまとめられる、その年の重大ニュース。まとめられた本が出る時期なので、家庭に一冊おくのもいいですが、小学生むけの重大ニュースBOOKが発売されます。中学入試を見据えて問題がついている、勉強色・受験色の強いものが多いですが、その分よくまとまっています。幅広く大人でも難しい内容がわかりやすく説明されているのd、中学入試を考えていない御家庭にもおすすめです。
全部を見るのが難しくても、低学年のうちから触れてほしいと思います。できるだけ「勉強」を実社会にもつなげて考えるくせをつけてあげられると、もっといいと思います。リビングに置いて、ぜひ、家族でご覧ください。
本は数種類あるので、内容をみて、選んでください。ただ、基本的には、子どもが意欲的に見られるほうがいいので、基本的には、本人が見たい気がするものでいいと思います。毎年、各社工夫をこらしていくので、実際に書店で手にとってみて、気に入ったものを購入するといいのではないかと思います。(小6の受験生は、志望校の入試問題と合った学習ができるものを。)
私は、個人的には、毎年、学研さんのもの(ほかのものと少しテイストが違う。高校入試まで網羅)と、SAPIXさんなど中学入試専用のものを何冊か買っています。
重大ニュース 2016年中学入試用―社会&理科の時事問題対策!
時事問題は社会分野の内容がメインですが、理科分野のものも充実しているものを、子どもには見せてあげたいなと思います。
選挙制度や法律の内容など、大人も本当に勉強になると思いますので、小さなお子さんには特に、大人が読んでから、かいつまんで説明してあげるとコミュニケーションタイムにもなって良いのではないでしょうか。
受験生以外は(入試もこれからだんだん「つめこみ」がいらなくなっていくはずです・・)、知識として「覚える」ことよりも、人として「考える」ことと「感じる」こと・・・「共感」「想像」「感動」「発想」、できれば、それをもとに、さらに自分で「調べる」「伝える」「書く」「描く」「話す」ことなどを、重視してほしいです。このようなテーマに触れるときは特に、家庭でもぜひ“アクティブラーニング”を。
新聞社の出す月刊誌も、この時期は、重大ニュースが特集されたりします。「ニュースがわかる」や「ジュニアエラ」などもぜひ。こちらは受験色が薄く、子どもにとって楽しいマンガなどのコーナーなどもあります。お値段も安いので、毎月読むといいのではないでしょうか。こども新聞などをとるのもいいと思います。