おとりさま(酉の市)で縁起かつぎ

今日は、一の酉だと聞きました。

日が短く寒くなるこの時期、「おとりさま(酉の市:とりのいち)」の賑わいに触れると、年の瀬が来るのを感じます
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酉の市は、毎年11月の「酉(とり)の日」に開かれ、新年の開運招福や商売繁盛を呼ぶ、縁起ものの熊手などが売られます。鷲神社(おおとりじんじゃ)の行事。全国各地で行われます。

酉の日は12日ごとに来るので、年ごとに市の回数は2回だったり3回だったり。2015年(平性27年)の今年は「三の酉」まで。つまり三回あります。

八王子にも市守大鳥神社があり、市が立ちます。特に商いをしている家はおとりさまに出かける習慣があることも多いのですが、私も、母の実家が市内でお店をしていたので、小さな頃、祖母や祖父と行きました。大きな風船や、とても長い「さくらんぼ」という名のふ菓子を買ってもらえるのが楽しみだったのを覚えています。熊手そのものや、やりとりが独特で、不思議で、世の中の何かを垣間見るような、ドキドキする思いもありました。

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大きくなってからも、「三の酉は寒いよね」なんて、地元の自営業の家の友人たちと話したものです。三の酉まである年は火事が多いなどという話もあり、言われは様々のようですが、火の用心も、子ども時代には、この季節の風物のように感じていました。
 

つい先日、幼児の教室で、この「熊手」のお話をしました。その地域も近くの神社で、日本有数の大きな酉の市がおこなわれるので、おうちの方もよくご存知でした。江戸時代に始まった、行事のようです。

 

酉の市はなかなかの人混みで、色々な人たちが一夜のにぎわいを往来します。俳句では、「酉の市」は冬の季語。多くが詠まれていますが、女優でもある白石冬美さんの句に出会いました。

 

ポケットのなかで つなぐ手  酉の市  白石冬美

 

冬のぬくもり。しあわせに・・・と思います。

 

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photo by Martin Cooper


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