写真を撮っていると、隣で撮り始めるかたや、立ち止まって質問されるかたなどいらっしゃって、ちょっとした出会いとコミュニケーションを体験したりします。
夕空は、あかね色の空のグラデーションも美しいですが、金色の空もまた、感動的です。
金色から、紅になり、そして、夜のとばりがおりていく・・・
今日は、カメラを首にさげて歩いていたら、私より大きなレンズの立派なカメラかまえた女性がいて、夕空を撮るにはどこが良いかいつも探しているとおっしゃっていました。私は、空や植物の写真が好きなのですが、その方は、「夕焼けを集めている」とのこと。
観光地やイベント、都心(都心はスマホやカメラで写真撮っている人がいたるところにいますね)や電車周りなど撮影ポイントとなっているともかく、自分の地元近辺でこういう出会いは初めてでした。
電線や建造物が邪魔だとおっしゃって、ああ、わかる!と思いました。どこの場所の何を邪魔と話しているかお互いわかるマニアぶりが、なんとも嬉しかったです。
この写真。ここからの風景を私は、よく撮ります。とても素敵なのですが、ある学校のグラウンドが目立っているので、今日お会いした方は、「あれは、もう、フォトショップで消すしかない」などおっしゃってました。
私は、フォトショをプロ級に使いこなす技術は持っていいないので憧れてときめき、カメラマンさんやデザイナーさんかと思ったら、「好きなだけなの」だそうです。
私も、写真や‘空’風景はけしてプロというわけではないので、ああ、それだ、と思い、「私も好きなんです」と言いました。
「雲がなんとも言えませんね」と言ったら、「あのわきあがる、あそこね!」とお返事が。「わきあがる」という表現。光がわきあがっているんだと思う。
初めて会う方は、言葉のバックグラウンドが違うので、その表現の新鮮さをきくのも、言葉好きな私には刺激的に感じます。
感動しながら各自で撮って、楽しかったです。